. 盗賊の唄 (Cancion del Ladron)
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盗賊の唄なんて、なんとも物騒な題名の曲ですが、クラシックギターの世界では有名で、演奏会でもよくとりあげられています。
なにしろ、あのタルレガの高弟だったミゲル・リョベート(Miguel Llobet)という人の編曲による、カタロニア民謡なのです。
「盗賊が戦利品を前にして唄うにしては暗いなぁ・・」なんて思っていたら、とっつかまった盗人が故郷やら家族やらを思って唄ったらしく、どうりで切ない訳ですねぇ。
ハーモニックスが多用された難しい曲ですが、その分美しい響きが印象的です。
ちなみに、リョベートはリョベットとも呼ばれ、盗賊の唄の原題はそのまんまの「Canco del Lladre」とのことです。